仏陀は成道の後の第四番目の週から 《アビダンマ論》 を考察し始めた。
彼は、第一部の<法集論>から始めて、順序よく、第七部の<発趣論>(<事論>は含まず) までを考察した。
彼が一たび<発趣論>を考察し始めると、彼の全身において、六本の光芒が射出された。
というのも、<発趣論>(のその理論)が、最も深く、最も広いものであったが故に。
ちょうど、大きな魚、それを小さな金魚鉢に入れたならば、彼は自由に泳げない、空間が余りにも小さすぎて。しかし、彼を海洋に解き放ったならば、空間が広々としているが故に、自由に遊泳する事ができる(かの如くに)。
(2-4につづく)
★句読点は中国語原文を優先尊重。
<願以此功徳、早日証得涅槃楽>
<緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/
Paññādhika Sayalay 般若精舎>