クオークとはすなわち、仏法で言う所の、色聚の事である。アメリカの科学者は、不断にこの色聚を研究するし、また、確かに、色聚の生・滅を見るのではあるが、しかし、色聚の中にある究極法を透視する事がない。色聚は、一つの世俗諦にしか過ぎない。ただの一個の概念であり、一個の観念に過ぎず、いまだ、《アビダンマ論》で説明されている所の、究極法には至っていない。
色聚が不断に生・滅するのを見て、科学者は疑惑を禁じ得ない:「色聚は滅した後、一体どこへ行くのか?」そして、引き続き、研究を行う。
しかし、この問題は、仏法の中においては、根本的に成立しえない。
★句読点は中国語原文を優先尊重。
<願以此功徳、早日証得涅槃楽〉
<緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/
Paññādhika Sayalay般若精舎>