3、無色界心:
これは、常時、四個の無色界地において、活動する心の事である。
この種の心もまた、欲界地に出現する事がある。
我々が、四禅八定に到達した時、それはすなわち、空無辺処を証得した時であるが、この時、無色界心は生じる。
所謂無色界とは、それが色禅を超越している為に、色法がない。故に、無色界心と呼ばれる。
4、出世間心:
出世間心は、五取蘊への執着を超越しており、欲界、色界または無色界への執着は、ない。
出世間心は、涅槃を目標に取る。
欲界心は、五欲の楽を目標に取る。
色界心は、色禅を目標に取る。
無色界心は、無色禅を目標に取る。
(3-25につづく)
★句読点は中国語原文を優先尊重。
<願以此功徳、早日証得涅槃楽>
<緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/
Paññādhika Sayalay 般若精舎>