お手洗いの後は、歯磨きである。
口が臭いので、またまた
「憂具瞋恚相応無行一心」が生起する。
歯を磨く時、手が動いても、心ここにあらずで、また
「捨具掉挙相応一心」が生じる。
次に、鏡を見ると、顔に大きなニキビがあって、
「憂具瞋恚相応無行一心」が生まれる;
または、己自身の一重の目を見て、美しくないと思い、明日には、二重になる様に、整形美容に行こうと思う。
この時は、瞋根心が、貪根心に変わり、かつ、これは不善心である事を知らないが故に、ここにおいて
「悦具邪見相応無行一心」が生じる。
(3-52につづく)
★句読点は中国語原文を優先尊重。
<願以此功徳、早日証得涅槃楽>
<緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/
Paññādhika Sayalay 般若精舎>