今朝起きて、携帯で、WEBニュースを見ますと
「新婚の小室真子さん、NYで服を買いたい」
とありました。
これが本当なら、言葉もありません。
私が知っている内で、一番素敵な、夫婦の話をしましょう。
それは、タイの山奥でのお話。
バンコクの大学を出たばかりの男女二人、若くして結婚。
男性は、自分の父上に頼んで出資してもらい、カンチャナブリの山奥に、エイズ孤児院を設立。
母親の胎内でエイズ感染した赤ちゃんを、出生後、引き取り、この孤児院で養育(歓楽街で働く母親が養育できない場合が多いため)。
胎児感染したエイズを治してあげるために、(その頃にはすでに、タイには、治療薬があったらしい)夫は、毎日、ジープを運転して、町の病院へ、赤ちゃんを連れていって、投薬・注射(確か、注射だった様に記憶しています)。
毎日、毎日、雨が降っても、槍が降っても、一日も欠かさず、ジープを運転して、病院通い・・・
二年後には、この赤ちゃん、エイズ完治したそうです。
町の病院から戻ると、若妻と一緒に、孤児院の運営。
小学生高学年の子供たちには、裁縫や染物、機織りを教えます。
大人になって、社会に出た時、困らない様に、職業訓練を施して・・・。
私も、子供たちが縫ったチャイナ襟のブラウスを一枚、購買部で購入して、バンコクに戻ったのを覚えています。
健全な、生きる目的を持つ者、利己(自分を大切に)と利他(他人を大切に)のバランスを保ち、それを実現出来る心と技を持つ人は、幸せです。
<緬甸パオ森林寺院/ヤンゴン分院所属/
Paññādhika Sayalay 般若精舎>