5、捨具智相応無行一心:
布施は善業である事を知ってはいるものの、平捨の心でもって、自発的に善い事をする(心を言う)。
人が、善い事をするのは楽しいし、善をおこなった時の、果報は、比較的円満なものである。
仏陀は言う:
「善をおこなう時は、喜びに満ちて、その様にするべきである」
例えば、布施をする前、その事を考えただけでも、嬉しくなってしまう・・・。
品物を供養の為、提出した時の、その一時、心の中は、同じく、喜びで一杯である。
供養の後、今日の布施(の行為)を思い出して、またまた、非常に嬉しくなる。
(布施を)する前、するその一時、布施をした後、それぞれの時間、心に歓喜が生まれる。
これを上等布施と言う。
上等布施の齎す果報は、非常に円満なものである。
(3-75につづく)
★句読点は中国語原文を優先尊重。
<願以此功徳、早日証得涅槃楽>
<緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/
Paññādhika Sayalay 般若精舎>