スリランカの現代の伝統では、一人の子供が出家する時、先に、専門学校または仏教学院において、訓練を受けなければならないことになっている。
しかし、これらの教育機関は、サーマネラの段階における、関連する戒律と行持の、完璧な教育を提供する事ができないし、また、新しく出家する僧人に対して、如何にして心を訓練し、善なる素質を向上させるかという事柄に関しての、教育も、実施する事ができない上に、反対に、更に多くの傲慢と貪欲を齎し、人をして信心(=仏法に対する信頼と確信)を失わせしめ、人の心に困惑を生じせしめ、以下の述べる所の、偈誦において言われている所の ”8種類の疑” が増長される。
(5-13につづく)
<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>