翻訳(中→日)《実用アビダンマ》(3-92)(私家版)
身識の所縁は、地、火、風であるが、それはすなわち、地、火、風が直接身識を衝撃するものである事を意味する。
そして、身識は、全身に分布している為、故に、衝撃力は非常に強力である。
衝撃の力が強力である時、捨受が生起するのは不可能であり、それは必ず、苦受または楽受となる。
(上に述べたものは)不善果報心であるが故に、苦具となる。あなたが、堅い木の床に座っている時、不快を感じるのは、身識による苦具行である。
(3-93につづく)
<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>