翻訳(中→日)《実用アビダンマ》(3-106)(私家版)
五個の色界善心は、みな、ジャーナ心である。
初禅、二禅、三禅、四禅、五禅に到達する為には、必ず、止禅を修習しなければならない。
禅の修習は、二種類しかない。
一つは、止禅で、一つは、観禅である。
止禅には、40種類の業処がある。
ある種の業処は、ジャーナに到達する事が出来ない。
たとえば、四大分別観(=四界分別観)、死随念、仏随念などは、近行定に到達する事は出来ても、安止定に到達する事はできない。
(3-107につづく)
<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>