般若の独り言~虹君は甘えん坊
虹君(保護犬・トイプードル・2歳半)が、我が精舎に来て、4か月弱が経ちました。
近所の犬の美容院で
「先代のオハナも可愛かったけれど、虹君も可愛い」
と言いましたら、傍にいた、大型犬を連れた奥様が
「誰も、自分チの犬が一番かわいいの。親ばかよね」
と言いました。確かにその通りです(笑)。
オハナも保護犬で、5歳の時、精舎に来て、人に捨てられたのを知っているからか、最初は私に噛みついて、でも、晩年は、とても可愛い笑顔を見せる様になって。
虹君は、前の飼い主が可愛がっていたので、人間大好き、とてもフレンドリー。
私が PC していると、すぐに膝に乗ってきます。
抱っこして、お腹を撫でてあげると、うっとりしています。へそ天大好きです。
プードルはもともとは猟犬で(川で魚を取る為の、犬らしい)、だから、虹君も非常に聡明です。
夜、私が寝室に行くと付いてきて、遠慮なくベッドに上がるので、一緒に寝ていますが、2時間に一回くらい、ベッドから降りて、夜回りします。
一階の居間と書斎、ぐるっと回って、何事もなかったら、小さく「フン」と鼻を鳴らして、戻って来ます。
庭に動物の気配がすると、激しく吠えます。
私には見えませんが、タヌキとか、ハクビシン、鹿が来ているのかもしれません。
散歩に連れて行けと催促する事はありませんが、リードを見せると、大興奮します。
でも、精舎の周りをぐるっと回って、帰ってくると、自分から進んで、喜んで家に入ります。
外が好きなのか、家が好きなのか、よく分かりません。
虹君は、雄なので、家で、マーキングします(オハナも雄でしたが、去勢していたせいか、マーキングとは無縁でした)。
これをどうやってやめさせるか、愛護センターの講座を受けたり、本を読んだりして、研究したいと思います。
叱ってはダメ・・・犬の粗相は、飼い主の責任、という事だけは、肝に銘じています。
(人の子は、多少叱っても、その意味と意図を理解しますが、犬は、<叱られた> としか理解できないので、拗ねる様になり、やがて、隠れて悪さをする様になるそうです)
<緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/
Paññādhika Sayalay 般若精舎>