Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

翻訳(中→日)《実用アビダンマ》(3-115)(私家版)

初、二、三、四、五禅は、みな、同一の目標を取る。

もし、安般念を修行しているのであれば、初禅から五禅まで、すべて似相を所縁として取るのである、すなわち、鼻孔の下方において、ダイヤモンドの様に光る、透明な似相(の事である)。その後、一歩更に一歩と、定力を上げて行き、粗くて劣っている禅支を捨棄して、初禅から、徐々に第五禅に到達する様にする。

(3-116につづく)

<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>