南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

★『教海覚舟』<教えの海悟りの舟>(6-13)(私家版)

国王プックサーティヤ(Pukkusātiya)が、王位を捨てて剃髪得度した時、千人に上る大臣たちもまた、共に出家した。国家と同じくらい豊かな銭庄(昔の銀行、両替商)の庄主ジョーティヤ(Jotiya)は、すべての財産を捨てて、剃髪得度し、出家した。

銭庄の庄主の息子、護国(Raṭṭhapāla)の、彼の財産は、一度の飢饉において、すべての被災者を養う事ができたが、彼もまた、すべての富財産を捨てて、托鉢僧になった。

(6-14につづく)

<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>