南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

★『教海覚舟』<教えの海悟りの舟>(6-14)(私家版)

銭庄の庄主の子亜思(Yasa、旧訳:耶舎)、彼は三座の城館を持ち、三種類の季節に応じて使用しており、城館の中の少女たちは、みな、美人で仙女の様であった。

彼はこの美女たちに、前後何重にも取り巻かれていたが、結局、世間的欲楽を放棄して、剃髪得度した;

銭庄の庄主の子、舎那(Soṇa)は、小さい頃から、至れり尽くせりの扱いを受けた為に、足裏に毛が生えていたが、彼もまた、快適な生活を放棄して、出家した。

(6-15につづく)

<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>