南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

般若の独り言~輪廻

昨日の、私のブログに出てきました、佐々井秀嶺師と

(故)ゴエンカ氏、ものの本によると、お二人は昵懇の

仲だそうです。

ゴエンカ氏が、○○記念の講演会を開く時、佐々井師を

招いて、講演してもらうそうです。

ただし、佐々井師は <輪廻ない派>で、

ゴエンカ氏は <輪廻ある派>。

ゴエンカ氏は、佐々井師の<輪廻はない>という意見はあまり気にせず、講演会に講師として、招いていた様です。

私の考えでは、佐々井師は、<輪廻はある>と言ってしまうと、ヒンズー教の人々から

『だから今世は差別されても仕方がない、あなたの前世が悪いから』

と言われるのを防ぎたい、という意図があるのではないか、と思っています(師に直接聞いたことがありませんので、実の所は、分かりませんが)

私は <輪廻ある派> です。

3歳の時に、前世は男性で、今世は女性だ、と気が付いて驚愕しましたし、中年の時に、第三の目が開いて、過去世を走馬灯の様に、見る事ができました(額のあたりに、少々質の悪い TV の様に、映像が映ります)。

ただし、私は、<輪廻あるない論争>には組みしません。

それぞれが、己自身のリアリティーでもって、人生を生き抜いて頂きたいと思いますので

(但し、ゴータマ仏陀の経典は、<輪廻ある>を前提に語られていると、私は思っています)

<緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/

Paññādhika Sayalay 般若精舎>