修行の目的は、煩悩を断じ除く事である。
煩悩は、一切の痛苦の源である。
貪・瞋・痴は、煩悩を齎すが、それには非常に大きな(悪い)果報が伴う。
しかし、一たび、煩悩を取り除けば、(痛苦から)解脱する事ができる。
故に、修行の最終的な目的は、ソータパナ道、サカダーガーミ道、アナーガーミ道、阿羅漢道等々を証得する事にある。
道心の作用は、煩悩を断じ除く事への手助けであり、果心の作用は、相応する道心が原因で齎らされる所の、ある種の程度を有する所の、解脱を体験する事である。
煩悩が断じ除かれた時、あなたは思う:
「ようやく、今、解脱したぞ!」
(3-148につづく)
<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>