南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

★『教海覚舟』<教えの海悟りの舟>(8-2)(私家版)

仏陀は真っ先に、《転法輪経》を宣言、開示した。

その聴衆は、以下の、5人の隠士である所の、

コーンダンニャ(koṇḍañña)、

ワッパ(vappa)、

バッディヤ(Bhaddiya)、

マハーナーマ(Mahānāma)、

アッサジ(Assaji)と、

一万輪囲世界の天神、梵天神であって、経文は

”Dve me bhikkave、

antā pabbajitena sevitabbā” から始まる。(注1)

(注1)《転法輪経》から抜粋。その意味は、

”比丘たちよ。二種類の極端がある。それは出家者が実行してはならないものである。”

(8-3につづく)

<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>