翻訳(中→日)《実用アビダンマ》(3-153)(私家版)
(3)慙:悪い行いに対して、慙愧と恥をしる事。
(4)愧:悪い行いに対して、恐れを感じる事。
悪い行いが齎す果報に対して、恐れを感じるが故に、悪業をなさない事。
(5)多聞:多聞とは、ただ多くを聞く、という事ではない。
(法を)多く聞く事と、修行する事を、同時に具備する事。修行には、観智の智慧が含まれる。
(6)気概:ソータパナ道果を証得した人は、決して吝嗇にはならず、気持ちよく布施する。
仏陀の時代、布施者第一の女性は、名をVisakhaと言い、ソータパナであった。彼女は、布施に対してはおおらかで、任意に布施した。
給孤独長者(Anathapindika)もまたソータパナであって、同じく、おおらかに布施した。
彼は金でもって、祇園精舎の敷地全体を、敷き詰めたのである。
彼女、彼らの、布施行為のおおらかさは、独特のものであって、これはソータパナの特質である。
(7)智慧:四聖諦を徹底的に知る智慧。ソータパナ聖者のみ、真正に、四聖諦を理解する事ができる。
(3-154につづく)
<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>