Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

禅病は最終段階

携帯で、自分のブログを見ますと、最下部にある

《注目記事》一覧の二項目に、

《禅病を超えて》(2020年7月4日公開)

が来ています。

禅病で困っている方、興味のある方が、案外多いのかも知れません。

私が自分の禅病に関して、

【この身体(頭部)の不快感は、禅病である】

と明確に意識したのは、2020年の3月でした

(ブログに書きました通り、その20年前に、緬甸(ミャンマー)に修行に行った時に、違和感が始まりました)。

2022年1月 現在、禅病はほぼ快癒しました(頭部と眼窩、頬に、多少の不快感はありますが、冷静に観察して、気を下丹田に流す事ができます)。

この二年間、何が役に立ち、何が役に立たなかったか、を私の体験に絞って書いてみます。

役に立った治療方法:

1:温泉(お風呂)に浸かる=身体内部で凝り固まった気が、緩んで下丹田に向け流れる(以下同様)。

2:マッサージ。

3:低周波治療。

4:ジムに設置してある、自転車漕ぎ等の健康器具。

ベルトを腰に掛けて、体を振動させ揺らす、ベルト・トレーナー機も良い。

5:気功(八段錦など)、体操、散歩等、よく体を動かす事。

特に気功は、中国人が、気を下丹田に降ろすために、長年工夫した所の、動作・体操であり、お勧め。

6:朝昼夜、意識を下丹田に置いて、頭に溜まった気を下丹田に流す。気は下丹田に到着すると、消える。

上記 1~6 を、根気よく行う事。必ず治ります。

役に立たない事:

1:他人(ヒーラー)に依存して、ヒーラーに、気を下丹田に降ろして貰う事(シャクティーパッド等)

(一時しのぎに過ぎない。その上、他者や宗教的権威への依存症を、併発しやすい)。

2:宗教的組織、気功の先生などを訊ねるのは良いですが、依存しない事です。

3、病気を治す力のあるペンダント等を購入する事を勧められる。気は、自分自身の<意>でもって、下丹田に降ろす事ができます。護符、ペンダントなどの、物に頼らない事です高額の治療費、占いなどは、もっての外。

 

自分の病気は自分で治す。

自分の業は自分が引き受ける。

この覚悟があれば、禅病は治ります。

追伸:現在、ご指導頂いている嵩山少林寺系気功の先生のお話では、私が禅病になった原因は、

一つは、私が緬甸で禅病の予兆を感じたのは、日本と緬甸の気圧の違いによって、私が、己自身の体内の気を、必要以上に感じ(観じ)やすくなった事。

二つ目は、安般念の修行がうまくいっている為に、身体内部の感覚に、敏感にリサーチ出来ているから、との事です。ご参考まで。

<緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/

Paññādhika Sayalay 般若精舎>