翻訳(中→日)《実用アビダンマ》(3-157)(私家版)
ある種の人々は、ソータパナを証悟した後、再度、修行に精進して、サカダーガミまたはアナーガーミまたは阿羅漢を証悟する。
ある種の人々は、己自身はすでに、四悪道の門が永遠に閉ざされていて、安全である事を理由に、ゆっくり進めばよいと思う。
天に生まれ変わってから、ゆっくり進もうとするこれらの人々は、最も多くて、世間に7回生まれ変わる。
例えば、上に挙げた布施第一の女性 Visakha は、一段一段享受して後、最後に涅槃に入る(のを希望している)。
ある種の人々は、なるべく早く解脱したいと考えて、勇猛に精進し、今の世において阿羅漢を証悟するに至る。
(3-158につづく)
<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>