南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

翻訳(中→日)《実用アビダンマ》(3-157)(私家版)

ある種の人々は、ソータパナを証悟した後、再度、修行に精進して、サカダーガミまたはアナーガーミまたは阿羅漢を証悟する。

ある種の人々は、己自身はすでに、四悪道の門が永遠に閉ざされていて、安全である事を理由に、ゆっくり進めばよいと思う。

天に生まれ変わってから、ゆっくり進もうとするこれらの人々は、最も多くて、世間に7回生まれ変わる。

例えば、上に挙げた布施第一の女性 Visakha は、一段一段享受して後、最後に涅槃に入る(のを希望している)。

ある種の人々は、なるべく早く解脱したいと考えて、勇猛に精進し、今の世において阿羅漢を証悟するに至る。

(3-158につづく)

<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>