”完全に、流転の苦しみから出離し、涅槃を証悟する為に、尊者は、慈みと憐憫の心でもって、その袈裟を下さった後、私を度して、出家させて下さい;
二回目、完全に・・・出家させて下さい;
三回目、完全に・・・出家させて下さい。”
出家希望者が、パーリ語で(上の文言を)、三度誦した後、戒師は、己自身の手ずから、出家希望者に袈裟を着せる;
または、一人の比丘を指定して、(この比丘が)出家希望者に、袈裟を着せる;
または、自分で袈裟を着る様にする。
袈裟の受け取りと着用は、この三種類の方法の中の、任意の一種でよい。
(11-17につづく)
<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>