2022-02-06 翻訳(中→日)《実用アビダンマ》(4-6)(私家版) 実際、貪・瞋・痴、不貪・不瞋・不痴は、みな、心所である。 心所が貪と相応すると、即、貪心になる; 智慧と相応すると、智慧相応一心となる。 故に、心所は重要である。 というのも、心王の作用は、ただ目標を識知するだけであるが; 心所は、心をして、善または不善に、変化せしめる事が出来るが故に。 それはちょうど、染料が、水の色を変える事ができるのと、同じである。 (4-7につづく) <願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>