翻訳(中→日)《実用アビダンマ》(4-25)(私家版)
Samavati は、一個の、非常によい例である。
彼女は、ある一世において、皇后であった。
ある日、彼女は、侍女と一緒に、川べりに遊びに行った。
その時、天候がとても寒くて、彼女は侍女に命じて、枯草を探してきて、火をつける様に言った。
侍女が枯草に火をつけた時、枯草の背後に、一人の、
チェータカ仏(辟支仏、以下同様)が座っているのに、
気が付いた。
彼は、ちょうど、滅尽定に入ったばかりであった。
以前に述べたが、チェータカ仏は、ひとたび、滅尽定に入ったならば、焼け死にさせられる事はない。
(4-26につづく)
<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>