翻訳(中→日)《実用アビダンマ》(4-26)(私家版)
仏陀の時代になって、彼女は王妃として、転生した。
仏陀の、大勢いる優婆夷(女性在家信徒)の中において、彼女は、慈心禅第一であって、常に、一切の衆生に、慈心を散布していた。
当時、もう一人別の王妃がいて、彼女は、仏陀に対して、恨みの心を抱いていた。
そして、彼女は、敬虔な仏教徒である Samavati をも、共に、痛烈に恨んでいた。
彼女は、放火をして、かつ、それを、意外な事故であると偽装して、Samavati と、彼女の、500人の侍女全員を、焼け殺そうと、考えた。
500人の侍女とは、すなわち、過去世において、彼女と一緒に、ペェーチェカ仏を、放火によって焼き殺した人々である。
(4-27につづく)
<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>