サーマネラが帰依を求め受けるのは、戒律カンマの一種に属する。
出家希望者が、帰依を求め受ける事によって、サーマネラの身分が発効する。
帰依を求め受ける時、パーリ語で誦じた時にだけ、(その身分が)発効する。
居士は、己自身(一人)で、帰依文を誦じてもよいが、しかし、サーマネラの場合、授戒師と出家希望者の双方が、共に帰依文を誦した時にのみ、サーマネラの求め、受ける所の、帰依が、発効する。
具足戒を受けていない人に対して、帰依を求め受けた時、そのサーマネラの身分は、無効である。
(14-3につづく)
<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>