Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

翻訳(中→日)《実用アビダンマ》(4-38)(私家版)

「名法命根」はすなわち、七個の相応する名法の生命を維持するものである。

それらの生・住・滅を維持して、それらが、各々の任務を演じることができる様にする。

「作意」は、すなわち、心を導いて、すべての相応の名法を味に向かわせるものである。

「思」は、二つの役割があり、一つは、己自身が、(己自身の)業を造す事、二つ目は、その他の相応名法に対して、それぞれの作用を果たす様に指揮する事。

たとえば、「触」を指揮して、味、舌根と識を連結せしめる。

「受」をして、速く味の喜ばしい処を体験する様に指揮する;

(4-39につづく)

<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>