2022-02-26 ★『教海覚舟』<教えの海悟りの舟>(15-7)(私家版) 省察と思考を経ないで、四資具を使用する事は、借受用(inaparibhoga)と言う。 四資具を受用する者の心に、雑染が生じない時にのみ、施主は、大きな利益を得る事ができる。 資具を受用しながら、雑染を生じない方法は、如理に省察し、思考する事である。 もし、貪欲の心でもって、資具を受用し、かつ、省察も思考もしないのであれば、施主は、大きな功徳を得る事ができない。 (15-8につづく) <願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>