以下の方法によって、坐臥処を元素(界)として省察・思考するべきである:
”ちょうど、一個の泥でできた置物が、己自身、部屋の中にいるのを、知らない様に、心識によって駆動されている身体もまた、己自身が坐臥処に入った事、寝具の上に横たわったこと、坐臥処内部にいること、坐臥処で、寝たり、座ったりしている事をしらない。
同様に、坐臥処もまた、身体が、己自身の内部に存在していることを知らない。身体と、坐臥処、相互に無関係であり、それらは、みな、諸界によって構成されているが故に、人、我は存在しない”
(16-30につづく)
<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>