”これら所謂病者が必要とする医薬資具とは、ただ縁に従って生起した所の諸界に過ぎない。それを受用する人もまた、ただの諸界に過ぎない。
有情無く、命無く、空である。
この一切の病者が必要としている所の、医薬資具は、もともとは、嫌悪するべきものではないが、しかし、この腐臭の身体に到着(飲み込んだ)した後、極めて厭うべきものになる。”
パーリ語に精通しない人々が、パーリ語版省察思考文を念誦する時、完全にその因と縁(に関する解説を)理解する事ができない可能性が生じる;
(当該の)言語を理解しないならば、省察・思考を実践する時、資具に対する貪欲と傲慢などの雑染を取り除く事ができない。
故に、最もよいのは、母国語に翻訳された所の省察・思考文を学習する事である。
(19-1につづく)
<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>