翻訳(中→日)《実用アビダンマ》(7-10)(私家版)
正念の近因は、強くて力のある想または四念処である。
それはすなわち、身念処、受念処、心念処、法念処である。
安般念は「身念処」である(身=呼吸);
楽受、苦受、不苦不楽受を観ずるのを「受念処」という。心の貪欲、瞋恚、痴を観ずるのは「心念処」である。
五塵が五根を衝撃する事によって、生起する煩悩を観ずるか、または五蓋を観ずるのは、「法念処」である。
(7-11につづく)
<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>
正念の近因は、強くて力のある想または四念処である。
それはすなわち、身念処、受念処、心念処、法念処である。
安般念は「身念処」である(身=呼吸);
楽受、苦受、不苦不楽受を観ずるのを「受念処」という。心の貪欲、瞋恚、痴を観ずるのは「心念処」である。
五塵が五根を衝撃する事によって、生起する煩悩を観ずるか、または五蓋を観ずるのは、「法念処」である。
(7-11につづく)
<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>