翻訳(中→日)《実用アビダンマ》(7-26)(私家版)
16-17 身練達性(kāya-paguññatā)と
心練達性(citta-paguññatā)
この二種類の練達性のそれぞれの特徴は、心所と心が、健全である事。作用は、心所と心の病疾を取り除く事。
信心(=仏法への確信・信頼)がない時、心は病気になりやすく、仏法を聞きたいとは思わない。
現起(現象)は、心所と心の欠陥(障害)のない事。
近因は心所と心。
それらは、心所と心を不健全に至らしめる所の、無信などを対治する事ができる。
(7-17につづく)
<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>