南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

翻訳(中→日)《実用アビダンマ》(7-26)(私家版)

16-17 身練達性(kāya-paguññatā)と

心練達性(citta-paguññatā)

この二種類の練達性のそれぞれの特徴は、心所と心が、健全である事。作用は、心所と心の病疾を取り除く事。

信心(=仏法への確信・信頼)がない時、心は病気になりやすく、仏法を聞きたいとは思わない。

現起(現象)は、心所と心の欠陥(障害)のない事。

近因は心所と心。

それらは、心所と心を不健全に至らしめる所の、無信などを対治する事ができる。

(7-17につづく)

<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>