サーマネラは、たとえ冗談半分であっても、故意に嘘をついたならば、”パーラジカ”となる。サーマネラは、しばしば、妄語戒を破る事によって、”パーラジカ”となる場合が、多々ある。
ある種の人々は、嘘をつく事が習性になっており、彼らは楽しみのために嘘をつく。
彼らには、嘘をつく事に、特段の目的はない。嘘をつく事によって得られる快楽と満足(感)は、恥ずべき事である。
サーマネラは、もし、嘘をつくという悪習を、戒に基づいて取り除く事をしないのであれば、日常生活の中において、常に戒を破ることになり、非常に危険である。
真実語は、沙門が修習しなければならない偉大な素質(資質)であり、沙門は、この資質を大いに育成しなければならない。一定の期間内において、言葉をつつしみ、行いをつつしむ事は、虚妄語から離れる習慣を育成する事に効果がある。
<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>