Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

八正道

山上徹也事件を契機に、また再び、(旧)統一教会霊感商法が問題になっています。       信者の財産を強奪する発想が、どこから来るのか、私には、さっぱり理解できません。     仏教では、八正道を言います。        初めてこの教えに接した時、         〘これをコツコツ真面目にやるのは、ティチャーズ何とか…教師に取り入る生徒みたいで、気恥ずかしいな〙               と思ったものですが、仏陀の教えは、常に自利利他、己を助け、他人を守るものです(今となっては、実践して良かったな、と思っています)。    正見、正思惟は、この世界が、素粒子で出来ている事を前提に、人身、心は無常、苦、無我であること、因果応報であること。      正業、正命、正語は、悪行をしないこと、人身売買、麻薬、武器、酒類の売買をしないこと、粗暴な言葉を使わない事。            正念は、瞑想の対象である、業処を忘れない事。                   正定は、正しい目的を持って❨無常、苦、無我を知る為❩、禅定に入ること。         正精進は、正しい手段と正しい目的の下、努力する事。                 お金を所有するのは悪であるから、全部教会に差し出せというのは、脅しです。       献金、お布施は、身の丈に合ったものでよく、宗教二世など、もっての外です。(ヨーロッパで迫害されて、全員アメリカに移住した、ア―ミッシュの<20歳成人洗礼主義>参考の事)。  仏陀は〘仏教を国教にしてはならない〙と遺言しました。国家権力と宗教は、癒着してはなりません。
サヤレー。iPhone入力。