先日のWEBニュースで、山上徹也容疑者の お母さんが統一教会にのめり込んで行った心理として、、、 1)第三子妊娠中のご主人の自死、、、 2)長男の難病と失明、、、 3)ご自分が難関大学を出ていながら、それに相応しい職業につけていない、、 等の負の感情に悩んでいた時に、教会から <その原因は、先祖の恨み>とか、 <日本の韓国植民地支配時代の負の遺産> とかを挙げられて、、、、 <自分は悪くないのだな。私を不幸にする悪魔・サタンは自分の外にいるのだな> と思えて、心理的に慰めを得られたのではないか、とありました。。。 仏法では 【己の幸・不幸は、己の業がもたらすものだ】 といいます。 業とは簡単に言えば、己の心の癖とその癖によって齎される各種の善・悪の事象や現象、と定義できます。 仏法は自己責任主義ですね。。。 ただ、ゴータマ仏陀は【業は乗り越えられる】と教えます(故に仏教は、自罰主義でも他罰主義でもありません)。 良い業と、その結果として受け取る事の出来る良い出来事は、有り難く受け取って、人生を楽しめば良い(ただし執着しないこと)。 悪い業によって齎された悪い事象・結果は甘んじて受け取り(《災難に遭う時は遭うがよろし》良寛)、二度とこの様な事がない様に、己の心の悪い癖を薄める、無くす様努力する(四正勤)。。 人間、自分の不幸を他人のセイにした方が楽で簡単な様に思えるのですが、実は、それでは、根本的な解決にはならないのです。 己の非(悪業)を認めて、己が変わって行く方が、堅実なのです。。。 たとえその歩みが、蟻の這う如くに遅々としたものであっても、その努力は必ずや結実して、己の心の財産になります。。。 1億円なんか払わなくても、いいのです。。。 四正勤と言う己の努力で、お金で買えない宝を得る事ができます………… 心の訓練は元手もいらない、今すぐ、0円で始められます………… 千里の道も一歩より………… お試しあれ。。。 追加:ゴータマ仏陀の教え<後悔は悪作>を理解して、その上で、四正勤を実践するとやりやすいかと。 Pannyaーadhika Sayalay(般若精舎)