南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(12ー2)(私家版)

(4)慧心所:智と相応するため、慧心所は、必ず生起する。。。        (5)3個の離心所:正語、正業、正命は同時には生起しない。また、因と縁が揃って後、初めて生起する。。。         例えば、意識的に悪語、邪命、良くない職業などから離れる(必要がある)。。。 意識的に遠離するのでなければ、3個の離心所は生起しない。このことから、一切、すべて、因縁生の法であり、一個として我はない、と言うことがわかる。。。      因と縁が具足するとき、ある種の心所が生起し、因と縁が不足するとき、その心所は生起しない(のである)。