意門転向、遍作、近行、随順はすべて、行法の無常、苦、無我の三相の内の一つを所縁にとるもので、欲界心である。 種姓は、出世間心ではなく、欲界心である。それは、涅槃を所縁に取るものの、煩悩を断ち切ることは出来ない。 道、果は出世間心である。 故に、上に述べた37個の名法は、道心と果心において生起することが分かる。
意門転向、遍作、近行、随順はすべて、行法の無常、苦、無我の三相の内の一つを所縁にとるもので、欲界心である。 種姓は、出世間心ではなく、欲界心である。それは、涅槃を所縁に取るものの、煩悩を断ち切ることは出来ない。 道、果は出世間心である。 故に、上に述べた37個の名法は、道心と果心において生起することが分かる。