南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(18ー1)(私家版)

■刹那から刹那への修行          ゴータマ仏陀は言う:「全ての受は苦である」。。。。。                    というのも、全ての受は皆無常の圧迫を受けているが故に。。。。          多くの人々は、受を「私(私のもの)」と見做すのが好きである。そのために、受の無常を感受すること(感じ取ること)ができない。。。                  例えば、他人に侮られた時、その侮りの音声がひとたび耳根を衝撃するとき(触)、12因縁法に基づいて「触により受生じる」のであるが、その時、苦受も生起する(侮りであるが故に)。