南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(18ー3)(私家版)

このことは、修行するにおいて、非常に重要な事柄である。もし、あなたがこの点をしっかりと覚えておくことができたならば、修行において何か得るところが、必ずあるに違いない。修行するのは、我執を断つためであり、それは如何にして断つのであるか?罵りの音声が耳根を衝撃するとき(触)苦受が生まれるが、この時、二つの方面から着手することができる。正念と智慧である。