南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(18ー6)(私家版)

苦受の生起を正念でもって知る。。。       そして、智慧でもって苦受は触によって生起する事、触と受は共に無常であり、心所にすぎない事を、了知する。。。       音声は無常であり、生起した受もまた無常である。。。。。。                                  故に、触の無常、音声の無常、受の無常を観じなければならない。。。        この様に観ずる事ができれば、執着を生むことはなく、また、受を我(=私のもの)であると、誤認することもない。。。。。            というのも、我々は、因縁の法を見るが故に(=因によって生じた法である事を見る)。