Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(18ー11)(私家版)

これが三番目の煩悩で「違反性煩悩」という。これは粗い煩悩である。。。    「上昇性煩悩」が意念まで上昇して意業が生じた時、それはその時点では、それほど重大なことではない。ただし、その時点て、それを取り除かないのであれば、相手に怒鳴り散らして、語の業(口による業)を造るか、または、手を上げて他人を殴るなどして身体の業を成してしまい、その結果「違反性煩悩」になってしまう。