南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

ダライ・ラマ猊下の性的トラブル

本日午前のITのニュースに、<ダライ・ラマ猊下の性的トラブル>が載っていました。猊下が正式に謝罪したので、<誤解><行き違い>とかのレベルではない様です。                  続報があるのかどうか、第一報だけでは、詳細はわかりませんが、とても残念なことだと思います。。。。               私が知る限りでは、大乗系の仏教徒で    【私は悟っている。だから何をしても業に成らない、罪に成らない】            と言って、堂々と戒律違反をする人がいますが、密教はその上を行くこともあり……(ダライ・ラマ猊下がそうだとは言いませんが、悟っている人=奔放な人、と教義をすり替える仏教修行者はいます)。。             上座部仏教テーラワーダ)が、あまりに戒律厳守なので、大乗者や密教者から        【彼らは悟っていない小心者だ】      と嘲笑される事がありますが、やはり仏教徒を自認するなら、注意深く生きた方がよい、小心者と嘲笑われるくらいが、ちょうと良いのでは?と、私は思います。。。。。                注=《悟っている人は何しても業に成らない》ということは理論上ありえますが、それは阿羅漢のレベルの話です。。。。         聖者は人(凡夫)の模範にならなければならないのですから《悟れば何をしても許される》は、許されないのです。