南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(21ー6)(私家版)

心路過程が発生していない時、有分心は、一刹那毎に生・滅する。(その作用が)最も鮮明なのは夢を見ないで熟睡している時である。しかし、目が覚める過程において、有分心はまた諸々の心路過程の中において、無数回出現する。一つの心路過程が収束する毎、もう一つ別の心路過程が発生する前、必ず有分心は発生して、生命流が中断しないようにする。