3.転向(aavajjana):目標が、何か一つの根門または意門に衝撃する時、即刻、「有分波動」(bhavanga−calana…ngaのnの上に点)という名の、心識刹那が発生する。有分心は、この事によって、一個の心識刹那を波動させた訳であるが、次に発生する心識刹那は、名を「有分断」(bhavanga−upaccheda……ngaのn上点)といい、有分心の流れはここにおいて中断される。次に引き続いて生起する所の心は、即ち、5門の目標に向けて転向するかまたは、意門を目標として、意門に向けて転向するものであるが、この種の作用は、「転向」と呼ばれる。。。