Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(22ー17)(私家版)

(修行上の)指導者の前では私は学生になるし、同様に一個の心、その生まれ変わろうとする時、その心識刹那は結生という役割を演ずる事となる(この心は結生心という)。生命の流れを継続させるに当たり、生命流が中断しない様にする為、(心は)有分という役割を演ずるが、これ即ち有分心という。最後の一個の心識刹那は(人が)死なんとする時、即ち死亡の作用を担うが、これを死亡心という。