訳者注2=これは、現代の仏教徒が絶對に必要とするものである。以前、ある時、ある一人の講演者が、如何にして各種の禅法を修行するかについて、解説した所、後に、主催者が彼に:“あなたの説明が悪いとは言わない。ただ、あなたの説明は奥深過ぎる。我々はそれを必要としない。“と言った。もし、大衆の要求に応じるならば、仏法は通俗化し、世俗化しするが、これは悲しい事ではないか?大衆が必要としているのは、仏陀の説明した生死輪廻からの解脱ではなくて、近代化、合理化、神聖化した所の生死輪廻である。
訳者注3=サヤドーは彼の著作、一セット五冊からなる《涅槃へ趣く道》の中において、詳細な解説を行っている。しかし今の所、ビルマ語版しか出版されていない。