南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

『智慧の光』(1-7)<K氏依頼分>

訳者注2=これは、現代の仏教徒が絶對に必要とするものである。以前、ある時、ある一人の講演者が、如何にして各種の禅法を修行するかについて、解説した所、後に、主催者が彼に:“あなたの説明が悪いとは言わない。ただ、あなたの説明は奥深過ぎる。我々はそれを必要としない。“と言った。もし、大衆の要求に応じるならば、仏法は通俗化し、世俗化しするが、これは悲しい事ではないか?大衆が必要としているのは、仏陀の説明した生死輪廻からの解脱ではなくて、近代化、合理化、神聖化した所の生死輪廻である。

訳者注3=サヤドーは彼の著作、一セット五冊からなる《涅槃へ趣く道》の中において、詳細な解説を行っている。しかし今の所、ビルマ語版しか出版されていない。