これでも上手く行かない場合、あなたは慈心の11の長所(功徳)を省察し、これによって、己の訓戒とするべきである。以下の様に反省する:“もし、慈心を修習する事を通して、それらを獲得しようとしているならば、己の嫌いな人に対して、怒る事が出来様か?“と。この様に省察した後、それらの齎す利益を得たいと言う欲を胸に、あなたはあなたの嫌いな人に慈愛を散布する。この様にすれば、あなたは慈心ジャーナを成功裏に証得する事が出来る。成功したならば、あなたは逐一、極めて怨恨のある対象に、慈愛を散布する事が出来、かつ、第三禅を証得する事が出来るまで、慈心の対象を変更しながら修行しなければならない。