Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

2024-02-05から1日間の記事一覧

★『教海覚舟』<教えの海悟りの舟>(26-3)(私家版)

“Uddham nābhimandalam adho jānumandalam paticchādentena jānumandalassa hettihā janaghathikato patthāya atthaangulaattam nivāsanam otāretvā nivāsetabham.“

★『教海覚舟』<教えの海悟りの舟>(26-2)(私家版)

着衣に関する学処は合計四条である:1.“Parimandalam nivāsessāmīti sikkhā karanīyā“ “ ‘私は、下衣をば、しっかり整えて着る事‘ を学ばなければならない。“ 下衣は、しっかり整えて着る事を、習慣化する事。下衣の裾は、(地面に)平行である事。高低揃わ…

★『教海覚舟』<教えの海悟りの舟>(26-1)(私家版)

着衣 仏法において、(衣や袈裟を)着る事と被る・纏うという、この二つの事柄は、特に重要である。。。 着衣に熟練しない僧人は、一生の内において、不断に破戒する。。。 この事において、非常に慎重で、注意深い人であっても、何日かをかけて、(如何にして)…

★『教海覚舟』<教えの海悟りの舟>(25-6)(私家版)

サーマネラは、もしかしたらば、一度に多くの条の処罰事に違反するかも知れない。一つ一つの条毎に、戒律を清浄にするのは、時には困難を伴う。故にすべての、違反した所の戒条に対して、ただ一度だけ処罰義務を与えて、これを相殺する事は可能てある。。。 …

★『教海覚舟』<教えの海悟りの舟>(25-5)(私家版)

弟子が仏陀に問うた “もしサーマネラが、‘‘処罰相当事‘ の前5条(例えば比丘の所得なく等)に違反したならば、その破戒者にどの様な処罰を与えますか?“ ………………… 仏陀は、“Anujānāmi, bhikkhave, āvarana katunti“ 即ち遮を以て懲戒となす、と規定した。。。 …