Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

2024-02-10から1日間の記事一覧

★『教海覚舟』<教えの海悟りの舟>(27-1)(私家版)

【着衣に関する注意点】 如来が、比丘が着てもよいと、許可した所の袈裟は、九種に分類される。その内、主要な三種は、三衣と呼ばれる。それぞれ: 下衣(antaravāsaka):内衣とも言う。 上衣(uttarāsanga):身体上部に着用する衣。 サンガーティ(sanghāti):…

★『教海覚舟』<教えの海悟りの舟>(26-16)(私家版)

4.“Supaticchanno antaraghare nisīdissāmīti sikkhā karanīyā“ ……… “ ‘私は衣を正しく着用して俗人の家に座る‘ を学ばなければならない。“ ………… 《律蔵》義注に言う:僧人が(俗人の家に入って)座る時、首から頭、腕から両手、腿の一番太い所から(下の)二…

★『教海覚舟』<教えの海悟りの舟>(26-15)(私家版)

上記の段は、仏陀が開示した所のvattakhandaka《律蔵・小品・儀法建度》から引用したものである。。。 紐は衣を着用した後に結ぶものである事を知らなければならないが、衣を着用する前に結んでも、それが絶対に不可、と言う事はない。ただ、後で結ぶ方が簡…