南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

★『教海覚舟』<教えの海悟りの舟>(26-16)(私家版)

4.“Supaticchanno antaraghare nisīdissāmīti sikkhā karanīyā“  ………

 “ ‘私は衣を正しく着用して俗人の家に座る‘ を学ばなければならない。“ …………              《律蔵》義注に言う:僧人が(俗人の家に入って)座る時、首から頭、腕から両手、腿の一番太い所から(下の)二つの足は、皆、漏出しなければならない。。。          俗人の家の中に入る時、肩と臀部は、上に述べた事柄を基準として、それ以上露出してはならない。。。             比丘が、村又は町の中の部屋に、一人で坐る時は、完全に衣を正しく着用していなくとも、戒律違反にはならない。。。        ひとたび、外出したならば、如法に袈裟を着用しなければならない。