Sayalay's Dhamma book

テーラワーダ系仏教書の翻訳は2019年夏を持ちまして終了致しました。これまでに翻訳しました内、23冊は<菩提樹文庫>にてPDF版を読むことが出来ます。今後、翻訳文を掲載する予定はありませんが、偶には<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。学問的な議論ではなく、ただの雑談、独り言です、お楽しみ頂ければ幸いです。2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得ました。 初心者の疑問にはコメント欄にて対応します。

COVID―19 表記について

読者の皆様へ

今年に入りまして、WHOより

武漢で発生した肺炎は、<COVIDー19>と命名する」との決議がありました。

私は英語が苦手で、その決定後も、ブログ上で引き続き

武漢肺炎>と表記しておりました所、法友より「それは差別用語である」とご指摘を受けました。

ここにお詫びして、ブログ内の<武漢肺炎>表記は、【COVIDー19】と訂正させて頂きます。

ご指摘頂きありがとうございました。

尚、英語が苦手な者にとって、<COVID-19 >は記号の羅列であって、理解困難であり、またこの表記によって、別の<病名難民>が生まれそうですので、私は、COVID-19を【COVID-19(発生初期に武漢肺炎と呼ばれた伝染病)】と併記させて頂きますが、ここに、差別の意図はまったくない事を申し添えておきます(私も漢民族の末裔の一でありますので、中国、武漢差別意識をもってはおりません)。

武漢加油

  <緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/Pañña-adhika Sayalay般若精舎>

 

湯布院法話会に関するお知らせ

U Puññānanda Sayadaw による<湯布院法話会>は、

3月21日より、三日間開催されます。

それに先立ち、東京瞑想法話会も開催されます。

ご興味のある方は、当ブログ<1月16日付のポスター>をご参照下さい。

法話会(東京、湯布院)は、個人の判断と責任において、ご参加下さい。COVID-19発生時<武漢肺炎>と呼称されていた伝染病)がご不安な方は、次の機会にご参加下さる様、お願い申し上げます。(下線部分、2月21日追加記載。)

<緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/Pañña-adhika Sayalay般若精舎>

般若の独り言~10の8乗/秒

1月24日より台湾法雨道場のリトリートに参加してきました(ブログに、何度も書いていますが~笑)

週の前半は、U シーラ Sayadaw による瞑想指導、

週の後半は、明徳尊者による、瞑想指導とアビダンマの解説でした(明徳尊者は台湾人ですが、見事な緬甸語をお話され、<中←→緬>の通訳もされます。)

週末、通訳を介さず、明徳尊者に直接、中国語で聞いてみました:

「心臓から生まれる心は、<10の8乗/秒>個で、その速度において、刹那に生・滅している、と言われています。

それほど高速に、刹那に生じては滅する心の、所縁すなわち心の対象は、色(素粒子)だったり、心心所だったりしますが、では、我々凡夫は何故、素粒子を直接観る事ができず、何を見ても、何もかもが、一塊の物質として、認知されてしまうのでしょうか?

明徳尊者「無明が原因です」

これを解釈すれば、素粒子素粒子の生・滅は、心の生・滅の速度より17倍遅い)が観えず、物質は【肉眼で見た通りに、そこに有るのだ】という思い込みは、凡夫による錯覚であり、外部世界の真の存在形式に対して、錯覚を齎す凡夫の心の状態が<無明>ということになります。

ゴータマ仏陀が悟り(正等正覚)を得た直後

「私の悟りは極めて微細で、人に説明しても分かって貰えないだろう」

と嘆き、伝道に懐疑的であった理由が、ここにあります。

真の仏弟子は、ゴータマ仏陀が観た風景

素粒子(色聚、色法)の刹那生・滅と、

素粒子より17倍速い)心・心所の刹那生・滅】

と同じ風景を観じて存在の不確実性を確認したいと願う。

そして、涅槃!

(追補:宿命通、他心通などの、仏法の中に見られる 4 種類の神通は、ゴータマ仏陀の教えである所の、素粒子を観察する為の< vipassanā> とは、関係がありません。

仏法の修行における最終目標は、第四禅に入った後(+第四禅から出て、変性意識を保留したまま)、高度で純粋な vipassanā を完成させ、存在の刹那生・滅(=空or無我)を直接知覚する事にあり、神通は、その修行の途中で得られる副産物に過ぎません。

神通を売りにする宗教、占い、おがみや、開運グッズ販売などは、ゴータマ仏陀の教えとは、何等の関係もない事を、申し添えておきます)

<緬甸パオ森林寺院/ヤンゴン分院所属/Pañña-adhika Sayalay般若精舎>

 

般若の独り言~慈悲喜捨為和風

1月24日より台湾嘉義法雨道場で、リトリートに参加して参りました。そのリトリート終了後、台北へ出て、

北投の<旅舎>に泊まりました。

その<旅舎>の背後は、スーパーマーケットが出来る前の日本にもありました、昔懐かしい、なんでもありの大きな市場・・・北投市場です。

ここに<広益堂>という漢方薬店があり、旧正月を祝うために、その門の前に貼られていた対聯・・・

【誠正信実為大地 慈悲喜捨為和風】

(意訳しますと・・・正しい仏法に真心を向け、事実に基づき、実のある教えを信じる事をば、大地の様な堅固なる基本とし、その上で、慈悲喜捨に生きれば、心は平和で和やかな風紀となる)

日本の皆様も、連日のCOVID-19の報道で、何かとザワザワした様子でありますが、こういう時こそ落ち着いて、なごやかに過ごすのも、修行の一かとも思えます。

慈悲喜捨為和風・・・心に余裕を持ちたいものです。

<緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/Paññādhika Sayalay般若精舎>

 

 

武漢肺炎とマスクについて

3月21日より実施されます<湯布院法話会>は、COVID-19(発生時、武漢肺炎と呼ばれていた伝染病)の防御の為、参加者におかれまして、マスク着用を推奨しています。

般若精舎では、通常の紙タイプのマスクを 30枚ほど用意してあります。また、エタノール消毒液も用意しました。

東京瞑想法話会の参加要項詳細に関しましては、釈法広比丘尼にお問い合わせ下さい

<緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/Pañña-adhika Sayalay般若精舎>

湯布院法話会参加希望者の皆様へ

(緊急告知)

湯布院法話会(3月21、22、23日)

参加希望者の皆様へ

(東京瞑想法話会も含む)

現在、新型コロナ肺炎(COVID-19、発生の初期に武漢肺炎と呼ばれていた伝染病)は、中国本土で死者1000名以上となっています。

また、濃厚接触飛沫感染だけでなく、空気感染の可能性も出てまいりました。

3月の湯布院法話会参加希望者におかれましては、Sayadaw からのご連絡にありました(できるだけ高機能の)マスクの着用を、お願い致します。

マスクを着用しても、飛沫感染&空気感染は防げないと

お考えで、かつご不安の方は、又の機会にご参加下さい。

私(Paññādhika Sayalay)も、東京の法広比丘尼も、

今回、個人で法話会を立ち上げたものでありまして、

法話会における COVID-19 の感染に関しまして、責任を取れるものではありませんので、個々人の判断、責任でご参加頂く様、お願い申し上げます。

<緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/Paññādhika Sayalay般若精舎>

般若の独り言~台湾浄人(カピヤ)協会設立の運び

1月24日、福岡を立って、台湾嘉義にある法雨道場に向かい、そこで8日程、修行して参りました。

その時に「この度、台湾で【浄人(カピヤ)協会】を設立する運びとなりました」とのお話を、嘉義の駅前で医療用具取扱店を経営する Lさんから聞きました。

カピヤとは、テーラワーダ原始仏教)において、戒律上、金銭(クレカも含む)を携帯する事の出来ない比丘尊者に代って、色々な雑務をこなす在家のボランティアの事ですが、例えば、外国から台北桃園国際空港に到着した比丘尊者を出迎えて、一緒に台湾の最南端の高雄まで随行するとなると、会社勤務の方々は、休暇を取らねばならず、多少の困難を感じます。

そういう時に、比丘尊者を台北駅で新幹線にお乗せして、高雄駅で別のカピヤが出迎えれば、それぞれが、大きな負担ではなくなります。

その様な事から、カピヤ同士の連携を深めるため、台湾で【浄人(カピヤ)協会】を設立することになったそうです。

また、Lさんのお話では、比丘尊者と言えども、戒律違反をする人はいて、そういう時は、カピヤが諌めてあげなければならないそうです。

在家信者は、比丘尊者の言動に対して、ただただ唯々諾々と追随するのではなくて、適切な援助と批判を伴うものだ、故に、カピヤも、戒律について、比丘尊者と同じレベルまで、勉強しておかねばならないのだ、という事を強調されていました(注1)。

以前、千葉県在住のM禅師の騒動の時(注2)、IT上に書簡を公開して、M禅師に対する質疑を行った私に対して

《身分違いの sayalay は口出しするな》という批判がありましたが、在家のカピヤでさえ、比丘尊者を諌めてもよいのです、況や sayalay をや ・・・ 。

日本の在家修行者、カピヤの方々も『ダメなものはダメ』と言える様になって下さい。

(注1)比丘尊者の守る227の戒律の内、「妄語」に関して、その定義を正しく理解することはなかなか難しく感じますが、定義への理解をおろそかにしたまま比丘尊者を批判した場合、それが善意からのものであっても、誹謗になってしまう事がままあります。「妄語」批判は定義を踏まえて、慎重にお願いします。

(注2)M禅師が淫盗殺妄語等に属する、サンガ追放相当の戒律違反をなした為に、支援団体が解散したという事件を切っ掛けに、M禅師が賊住者であること等を、私が公開書簡で問いただした一連の騒動。

<緬甸パオ森林寺院/ヤンゴン分院所属/Pañña-adhika Sayalay般若精舎>