Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

2016-11-04から1日間の記事一覧

「南伝仏教キホンのキ」(翻訳文)1-1

<序文> これは、南伝上座部仏教の伝統的観点から編集した仏教の入門書である。 上座部仏教は、パーリ語でTheravādaという。 それは仏教の中で、最も古老の流派で、仏教の発祥地であるインドから南に向かってスリランカ、緬甸(=ビルマ・ミャンマー、以下…

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」(翻訳文)~2-11

7覚支は、どのようにしてバランスするのか? 7覚支は、お互いに対立する二つのグループに分けることができる: 択法、精進、喜という3覚支が、一つ目のグループで、 軽安、定、捨という3覚支が、もう一つのグループである: そして、念が、その真ん中にあっ…

パオ・セヤドー弘法記念「顕正法蔵」(翻訳文)~2-10

どの法門を修行するにしても、五根と7覚支のバランスは大切である。 安般念を修行する時も、当然、例外ではない。 五根の中で、信根と慧根はバランスしなければならず、精進根と定根は、バランスしなければならない。念根は、その真ん中にあって、それらを調…